痔やそけいヘルニアなどのおなかとおしりの病気にお困りで、「手術が必要な気もするけど、長期間入院に充てることは難しい」忙しいビジネスマンや自営業の方、小さなお子さんを抱えたお母さん、そして入院生活に馴染めないお年寄りの皆さん。
当院では、お身体への負担の少ない、入院による拘束時間を短くした日帰り手術を行います。
そけいヘルニアとは、一般に“脱腸”と呼ばれる良性の病気です。小児と成人では原因が違い、治療法も異なります。小児のそけいヘルニアは加齢とともに下腹部から足の付け根(そけい部)の組織が脆弱になり、その部分からおなかの中にある腹膜が袋状に飛び出してくるようによっておこります。
そけいヘルニアには3つの種類があります。
筋膜が弱りやすい人に発症します。
そけいヘルニアはお薬では治すことはできません。
当院では、クーゲル法(Kugel法)やダイレクトクーゲル法を採用しています。
形状記憶リングに縁取られたポリプロピレン製の楕円系メッシュで内側から腹膜を覆い、腸などが出てくるのを防ぎます。ポリプロピレンメッシュは40年ほど前から使用され、体内使用の安全性は確立されています。